2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

網棚

電車の網棚。座席上方に設置された荷物を置く棚である。昭和のころもあったし、いまでもある。 が、昭和の網棚は文字通りの網棚であった。現在の網棚はすべて金属で作られているが、木製や金属製の支えに網が張ってあった。網棚という名前の由来でもある。 …

おしろい

昭和の時代、おしろいという白い粉がありました。関西など、天花粉(てんかふん)と呼ぶ地域もあったようです。丸い缶に入った白い粉で、缶の中、粉の上には缶と同じサイズのパフが収まっていました。吸水効果あるのか風呂上がりなどでよく使われていました…

ぞうり袋

昭和の通学時の持ち物のひとつにぞうり袋なるものがあった。 昭和の小学校で校舎に入るときは上履きに履き替えなければならなかった。そして、学校には個人用の下駄箱はなかった。となると、上履きは各自が持ち歩かなければならない。その上履きを入れて持ち…

列車みかん

汽車に乗る時は、駅の売店で買った蜜柑を持ち込むのが普通だった。席に着くと、同席した人からこのみかんをもらうこともしばしばあった。 みかんは、赤色のネットに縦一列に何個か入っていた。縦一列というはひとつずつ取り出すための工夫だろう。ネットとい…