空き地に土管って本当にあったの?

 ドラえもんなどでおなじみの光景。それは空き地に置かれた土管ですね。わたしも馴染みがあるような、ないような……。

 いまになって疑問なのは、なぜ空き地に土管が置かれていたのか、ということ。

 土管はその空き地に埋めるものではないだろう。

 空き地の所有者と土管の所有者が同じである可能性は低そうだ。

 土管の所有者が空き地の所有者に頼んで置かせて貰っているのだろうか。そうだとしたら、それはなぜ? 土管というのは工事を受注してから買うものだろう。在庫で持つようなものではないだろう。

 土管の持ち主は工事業者ではなく、土管の販売者なのだろうか。もしそうだとしたら、商品をどうして、わざわざ空き地まで運び、そこで保管するのだろうか。

 わけがわからなくなってしまった。

 ということで、本当に空き地に土管が置かれていたの? と疑問に思うようになってきた。

 もしかしたら、空き地に土管は、ほとんど漫画の世界〝だけ〟だったのかも知れない。実際にはほとんど見かけないのだが、空き地に土管が置かれ、そこで悪ガキたちが集う場所として、頻繁に漫画に登場したのでそれを現実の世界と思い込んでしまったのかも知れない。

 漫画を見て、それが現実の光景と勘違いしてしまったのだろうか。あるいは、自分では実際にはみたことはないが、漫画にしょっちゅう登場するので、自分の知らないところではそれが普通なのだろうと、思い込んでしまったのかも知れない。

 真相やいかに?