対抗商品

 1月3日にキャラメル、チョコレートそしてガムの対抗商品のことをかいた。それらは、勢力が均衡していた商品だった。今回は、一つがやや抜け出ているのもについて。

 サイダー。アサヒの三ツ矢サイダーですね。サッポロはリボンシトロンを出すが、リボンシリーズということで子どもをターゲットとしていたのか? キリンは遅れてキリンレモン。こちらは逆におとな向けのイメージ。瓶のデザインもすっきりしている。リボンシトロンは低迷、キリンレモンはかなり健闘したが首位奪回は(多分)ならず。そして、三ツ矢サイダーはいっときは低迷していたが、ペットボトルでいままた復活の感がある。ロングセラーである。

 乳酸飲料。カルピスの独壇場。森永コーラスやミルトン(発売元はどこだっけ?)といった対抗商品も出たが、首位を脅かすににはいたらず。フルーツ味などのバリエーションに走ったこともあるが、それもいっとき。やがて本来のプレーンに落ち着いた。カルピスも一時低迷したが、自販機のカルピス・ウォータが大ブレークして復活を果たす。ユーザが水で薄める濃縮タイプよりも最初から薄めた商品を好むということらしい。コストよりも手間をかけずにすぐ飲めるほうが選ばれたようだ。

 健康乳酸飲料。ヤクルトがするするっと抜け出して首位独走。ほとんど類似といえるエルビーという商品もあったが消えてしまったようだ(健在ならゴメンなさい)。

 それぞれ、どこがどう勝負どころだったのかわからないが、はっきりと勝負がついてしまった感がある。