縁台将棋というのがあった。蒸し暑い夕刻に、路地の縁台に腰掛け床几をさす。夏の風物詩であった。典型的な昭和の一風景である。 いまではすっかり見なくなった。 縁台がなくなった。道路はクルマであふれ、とても縁台で夕涼みどころではなくなった。屋外は…
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